相続税対策のための不動産投資
お知らせ
現在、都市圏では、建築費の高騰などの要因もあり、不動産が高値で売買されております。
不動産投資を行うにあたり、利回りは非常に重要なポイントとなりますが、不動産価格が高いということは、その利回りの低下に繋がります。
弊社のお客様からも不動産が高くて、なかなか投資ができないというお話しをよく耳にします。
個人的な見解としても、不動産投資を行うには時期としてあまり良くないと思っております。
しかし、相続税対策としては、高い効果が見込める手法だと思います。
例えば、相続税率が最高税率の55%の方が2億円のマンションを購入し、相続税評価額が8,000万円(物件により異なります)となった場合、相続税が6,600万円下がる可能性があります。
このように考えますと、不動産投資により利益を上げるのは非常に難しい時期ではありますが、相続税の節税効果もある方は一考に値するかと思います。
不動産専門税理士 荻巣勇人